象印 EE-TC60は、2026年9月に発売されたスチーム式加湿器です。定格加湿能力600mL/hのハイパワータイプで、プレハブ洋室なら17畳まで対応しています。

フィルターを使用しないシンプルな構造や、広口容器を採用しているのも特徴。加湿性能だけでなく、日々のお手入れのしやすさにも配慮されています。

本記事では、象印 EE-TC60の特徴や電気代の目安、お手入れ方法などを紹介します。旧モデルとの違いも解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

象印 EE-TC60とは

EE-TC60は、象印マホービンが2026年9月に発売したスチーム式加湿器です。広いリビングでも使いやすいハイパワータイプとして展開されています。

容量は4.0Lで、定格加湿能力は600mL/h。適用床面積の目安は木造和室で10畳まで、プレハブ洋室で17畳までです。

本体カラーは「ソフトブラック」と「ホワイト」の2色をラインナップ。インテリアに合わせて選べます。

品番 EE-TC60
加湿方式 スチーム式
容量 4.0L
定格加湿能力 600mL/h
適用床面積 木造和室:~10畳(17㎡)
プレハブ洋室:~17畳(27㎡)
消費電力 湯沸かし立ち上げ時:985W
加湿時:450W
連続加湿時間 強:約6時間
中:約10時間
弱(静音):約20時間
サイズ 約幅24×奥行27.5×高さ36.5cm
重量 約2.8kg
カラー ソフトブラック・ホワイト

EE-TC60の価格や在庫状況は、各ショップで確認できます。

象印 EE-TC60の特徴

600mL/hのハイパワーで広い部屋にも対応

EE-TC60は、1時間あたり600mLの定格加湿能力を備えています。

適用床面積の目安は木造和室で10畳まで、プレハブ洋室なら17畳まで。寝室や個室だけでなく、広めのリビングで使える加湿器を探している方にも適したモデルです。

連続運転は「強」「中」「弱(静音)」の3段階。連続加湿時間は強で約6時間、中で約10時間、弱なら約20時間です。

沸とうさせた蒸気で加湿するスチーム式

EE-TC60は、水を100℃まで沸とうさせてから蒸気で加湿するスチーム式を採用しています。

沸とうさせた蒸気は、独自の冷却構造によって約65℃まで冷ましてから放出。水を加熱して使用するのがスチーム式ならではの特徴です。

ただし、蒸気の吹出口は熱くなるため、使用中に手や顔を近づけないよう注意しましょう。

フィルター不要でお手入れしやすい

一般的な加湿器では、定期的なフィルター掃除や交換が必要なモデルもあります。EE-TC60はフィルターを使用しない構造のため、フィルターのお手入れや交換は必要ありません。

内容器にはフッ素加工を施した広口容器を採用。給水や湯捨てを行いやすく、普段のお手入れは容器を拭いて行えます。

加湿器を使用する頻度が高い方にとって、お手入れする部品が少ないのはうれしいポイントです。

湿度と室温を検知して自動で加湿

EE-TC60には「湿度センサー」と「室温センサー」が搭載されています。

2つのセンサーで室内の状態を検知し、湿度を自動でコントロール。「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階から選択できます。

乾燥が気になる冬は「しっかり」、秋口などは「ひかえめ」と、季節や室内環境に合わせて使い分けられます。

弱(静音)モードは約30dB

運転音が気になる場合は、「弱(静音)」モードを使用できます。

弱(静音)モードの運転音は約30dB。中・強モードでも約34dBとされています。ただし、これらの数値には沸とう時の音は含まれていません。

さらに、湯沸かし時の音を抑える「湯沸かし音セーブモード」も搭載。水温をゆっくり上げることで、通常沸とう時と比べて湯沸かし音を低減します。

湯沸かし音セーブモードを使用すると、満水時の湯沸かし時間が約10分長くなる点は確認しておきましょう。

3つの安全機能を搭載

熱湯を使用するスチーム式加湿器だからこそ、安全性も確認しておきたいポイントです。

EE-TC60には、「チャイルドロック」「ふた開閉ロック」「転倒湯もれ防止構造」の3つを組み合わせたトリプル安心設計を採用しています。

さらに、空だき防止や転倒時自動オフ、マグネットプラグなども搭載。ただし、転倒湯もれ防止構造は湯もれを最小限に抑えるもので、本体を倒したまま放置すると蒸気口から微量のお湯が流れ出ることがあります。設置場所や取り扱いには十分注意しましょう。

入・切タイマーを同時に設定できる

EE-TC60は、入タイマーと切タイマーを搭載しています。

それぞれ1~9時間の9段階で設定でき、入タイマーと切タイマーの同時設定にも対応。就寝時間や起床時間など、生活リズムに合わせて運転時間を調整できます。

湿度やタイマーの設定状況はデジタル表示で確認できるため、現在の設定を把握しやすいのもポイントです。

象印 EE-TC60の電気代はどのくらい?

象印公式サイトによると、EE-T型60サイズを強運転で使用した場合、加湿時の電気代は1時間あたり約14.3円です。また、水温20℃・満水の状態から加湿を開始するまでの湯沸かし時には、約17.8円かかります。

EE-TC60の加湿時の消費電力は450W。電気代は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力料金の目安単価31円/kWh(税込)をもとに算出されています。

使用時間 加湿時の電気代の目安
1時間 約14.3円
6時間 約85.8円
8時間 約114.4円
1日8時間×30日 約3,432円

※1時間あたりの電気代は象印公式サイトに掲載されているEE-T型60サイズの強運転(加湿時)の数値です。6時間・8時間・30日間の金額は、1時間あたり約14.3円をもとに算出した目安です。実際の電気代は使用状況や電力会社の料金プランなどによって異なります。

出典:象印マホービン「加湿器の電気代はいくらですか?」

象印 EE-TC60のお手入れ方法

普段のお手入れは広口容器を拭く

EE-TC60はフィルターを使用していないため、フィルターの掃除や定期交換は不要です。

内容器は広口で、内部へ手を入れやすい構造。給水や湯捨てもしやすく、普段のお手入れはフッ素加工された内容器を拭いて行えます。

フィルター掃除や交換が不要なので、日常のお手入れをシンプルに済ませたい方にも適しています。

汚れが気になったらクエン酸洗浄モードを使用

内容器に水アカなどが付着した場合は、「クエン酸洗浄モード」を使用できます。

水に溶かしたクエン酸を内容器へ入れ、専用モードで洗浄します。購入時には、内容器洗浄用クエン酸30gが1包付属しています。

定期的なメンテナンスを行い、内容器を清潔に保ちながら使用しましょう。

象印 EE-TC60と旧モデルEE-TB60の違い

EE-TC60の購入を検討している方のなかには、2025年モデル「EE-TB60」との違いが気になる方もいるでしょう。

公式仕様を比較すると、容量や加湿能力、適用床面積、消費電力、本体サイズ、重量など、主要なスペックは共通しています。

項目 EE-TC60 EE-TB60
発売年 2026年 2025年
容量 4.0L 4.0L
定格加湿能力 600mL/h 600mL/h
適用床面積 木造~10畳
プレハブ~17畳
木造~10畳
プレハブ~17畳
加湿時消費電力 450W 450W
連続加湿時間 強:約6時間
中:約10時間
弱:約20時間
強:約6時間
中:約10時間
弱:約20時間
サイズ 約24×27.5×36.5cm 約24×27.5×36.5cm
重量 約2.8kg 約2.8kg
楽天市場
Amazon

公式サイトで確認できる主要な仕様や機能については、EE-TC60とEE-TB60に大きな違いはありません。

EE-TB60は2025年6月発売の旧モデルで、現在は在庫限定品として販売されています。購入時はEE-TC60とEE-TB60の販売価格や在庫状況を比較して選ぶとよいでしょう。

象印 EE-TC60はこんな方におすすめ

EE-TC60は、広めのリビングで使えるスチーム式加湿器を探している方におすすめです。

プレハブ洋室なら17畳まで対応する600mL/hの加湿能力に加え、4.0Lの容量を備えています。フィルター交換が不要なので、加湿器のお手入れをなるべくシンプルにしたい方にも適しています。

また、静音モードや湯沸かし音セーブモード、入・切タイマーも搭載。仕事中や就寝時など、使用する時間帯に合わせて運転方法を選びたい方にも便利なモデルです。

象印 EE-TC60を使用する際の注意点

蒸気の吹出口に触れない

EE-TC60は水を沸とうさせて加湿するスチーム式です。蒸気は約65℃まで冷却されますが、蒸気の吹出口に触れたり、手や顔を近づけたりしないようにしましょう。

特に小さな子どもやペットがいる家庭では、簡単に手が届かない安定した場所へ設置することが大切です。

電気代も確認して選ぶ

EE-TC60は加湿時に450Wの電力を消費します。

水を加熱しない方式の加湿器と比べる場合は、本体価格だけでなく消費電力もチェックしておきましょう。毎日長時間使用する予定なら、使用時間を想定して電気代の目安を確認しておくと安心です。

設置する部屋の広さを確認する

適用床面積の目安は、木造和室で10畳、プレハブ洋室で17畳までです。

ただし、実際に必要な加湿能力は部屋の構造や壁・床の材質、暖房器具などによって異なります。設置する部屋の環境も考慮して選びましょう。

管理人からひとこと

象印 EE-TC60は、600mL/hの加湿能力を備えた、広い部屋向けのスチーム式加湿器です。

フィルター不要の広口容器やクエン酸洗浄モードなど、お手入れの手間を減らす工夫が充実しているのも魅力。静音モードや自動加湿、タイマーなど、日常的に使いやすい機能も揃っています。

一方、スチーム式なので消費電力は確認しておきたいポイントです。また、旧モデルEE-TB60とは主要スペックが共通しているため、購入時は両モデルの販売価格を比較するのがおすすめです。

リビングでしっかり加湿したい方や、フィルターのお手入れを省きたい方はチェックしてみてください。