ブラウスやニットをハンガーに掛けていると、「いつの間にか床に落ちている」「肩にハンガーの跡がついてしまった」と気になることがあります。

そんなときに便利なのが、衣類がずれ落ちにくい「すべらないハンガー」です。薄型でクローゼットをすっきり整理できるものや、肩に跡がつきにくいアーチ型、スカートやパンツも一緒に収納できるタイプなど、さまざまな商品があります。

本記事では、すべらないハンガーのおすすめ5選を紹介。選び方や使用するときの注意点も解説するので、クローゼットを整理したい方はぜひ参考にしてみてください。

すべらないハンガーの魅力

すべらないハンガーは、表面に樹脂や特殊なコーティングなどを施し、衣類がずれ落ちにくいよう工夫されたハンガーです。

一般的なハンガーでは落ちやすいキャミソールや襟ぐりの広いトップス、つるつるした素材のブラウスなどを掛けやすいのが魅力。クローゼットの中で衣類が落ち、そのたびに掛け直す手間を減らせます。

また、薄型の商品が多いのもポイントです。厚みのあるハンガーから交換すると、同じクローゼットでも衣類を掛けられるスペースを確保しやすくなります。

肩のラインが緩やかに設計されたタイプなら、ニットやTシャツの型崩れや肩跡対策にも役立ちます。

すべらないハンガーの選び方

衣類に合った形状を選ぶ

すべらないハンガーを選ぶときは、まず掛けたい衣類に合った形状か確認しましょう。

シャツやジャケットには、肩の形がはっきりした一般的な形状のハンガーが便利です。一方、ニットやTシャツなど肩に跡を残したくない衣類には、肩部分が丸みを帯びたアーチ型が向いています。

スカートやパンツを収納したい場合は、バーやクリップが付いたタイプも候補です。トップスとボトムスをセットで掛けておけば、コーディネートごとに収納することもできます。

肩に跡がつきにくいかチェック

ニットや薄手のトップスを掛けることが多い方は、肩部分の形をチェックしましょう。

ハンガーの端が角張っていると、衣類の肩部分に突起のような跡が残ることがあります。肩のラインに沿うよう緩やかにカーブしたタイプなら、一点に負荷が集中しにくく、型崩れを防ぎやすくなります。

特に秋冬はニットやカーディガンを収納する機会が増えるため、アーチ型を何本かそろえておくと便利です。

厚みが薄いと省スペースで収納できる

クローゼットの収納力を上げたい場合は、ハンガーの厚みにも注目しましょう。

薄型ハンガーなら、木製ハンガーなど厚みのあるタイプよりも衣類同士の間隔を狭くできます。ハンガーを同じ種類に統一すると、高さや幅もそろってクローゼット全体がすっきり見えるのもメリットです。

ただし、厚手のジャケットやコートなどは、肩部分に厚みがあるハンガーの方が形を保ちやすい場合があります。すべての衣類を1種類に統一するのではなく、洋服に合わせて使い分けましょう。

サイズも確認する

ハンガーの横幅は商品によって異なります。

幅が大きすぎると衣類の肩部分を押し広げてしまい、小さすぎると肩を十分に支えられません。普段着ているトップスの肩幅に近いものを選ぶのがおすすめです。

レディース向けの小さめサイズや、メンズ衣類にも対応しやすい40cm前後のタイプなどがあるため、家族で使う場合はサイズ違いを用意するのもよいでしょう。

洗濯物に使えるかも確認する

すべらないハンガーの中には、濡れた衣類への使用を推奨していない商品があります。

コーティングや金属部分の劣化、色移り、サビなどにつながることがあるためです。

「洗濯してそのままクローゼットへ収納したい」という場合は、洗濯物にも使用できる商品か事前に確認しましょう。

すべらないハンガーおすすめ5選

MAWA エコノミック 40P

すべらないハンガーの定番としてチェックしたいのが、ドイツ発のMAWA「エコノミック 40P」です。

表面に特殊なコーティングが施されており、襟ぐりの広いトップスや薄手のニットなどもずれ落ちにくいのが特徴。肩部分は緩やかなカーブを描いているため、洋服の肩にハンガー跡を残したくない方にも向いています。

薄型なので、クローゼット内のスペースを有効活用したい場合にもおすすめ。普段使いのトップス用ハンガーをまとめて交換したい方に適したモデルです。

タイプ トップス用
幅 約40cm
特徴 特殊コーティング・アーチ型・薄型
おすすめの衣類 ニット・カーディガン・Tシャツ・ブラウスなど

ニトリ すべりにくいアーチ型ハンガー ラミー 幅42cm

肩の跡が気になる方におすすめなのが、ニトリの「すべりにくいアーチ型ハンガー」です。

肩部分がなだらかなアーチ状になっており、ニットやセーターなど形が崩れやすい衣類を掛けやすい設計。衣類がずれにくいうえ、肩部分にハンガーの跡が残るのを防ぎやすいのが魅力です。

厚さは約1.1cmとスリムなので、クローゼット内でかさばりにくいのもポイント。5本組をはじめ、複数本のセットが展開されているため、必要な本数に合わせてそろえられます。

サイズ 約幅42×奥行1.1×高さ20.5cm
重量 約70g(1本)
素材 スチール
特徴 アーチ型・薄型・すべりにくい
おすすめの衣類 ニット・セーター・Tシャツなど

無印良品 すべりにくいハンガー 約幅41cm 10本組

まとめてそろえやすいハンガーを探している方には、無印良品の「すべりにくいハンガー」がおすすめです。

衣類がずれ落ちにくいよう表面に加工が施されており、薄型なのでクローゼット内でもかさばりにくい仕様。10本組のため、ハンガーをまとめて統一したいときにも使いやすい商品です。

デザインもシンプルなので、ハンガーの色や形がバラバラになっているクローゼットをすっきり整えたい方にも向いています。

幅 約41cm
入数 10本
特徴 すべりにくい加工・薄型
おすすめの衣類 シャツ・ブラウス・普段着など

KEYUCA 滑らないハンガー ニット・デリケート衣類用

ニットやデリケートな衣類を掛けたい方におすすめなのが、KEYUCAの「滑らないハンガー ニット・デリケート衣類用」です。

肩部分が丸みを帯びた形状になっており、一般的なハンガーでは肩が出やすいニットの型崩れを防ぎやすいのが特徴。襟の開いたブラウスやキャミソールなど、ずれ落ちやすい衣類の収納にも便利です。

厚さ約1cmと薄いため、省スペースで収納できるのも魅力。衣替えのタイミングでニット用ハンガーをまとめてそろえたい方にも適しています。

サイズ 約幅39×奥行1×高さ23.5cm
素材 スチール・塩化ビニル樹脂
カラー グレー・ブラック
特徴 ラウンド型・すべりにくいコーティング・薄型
おすすめの衣類 ニット・ブラウス・キャミソールなど

MAWA エコノミック クリップ 40PK

トップスだけでなくスカートやパンツも一緒に収納したい方には、「MAWA エコノミック クリップ 40PK」が便利です。

緩やかな肩ラインを採用したエコノミックシリーズにクリップを追加したタイプで、トップスを掛けながらボトムスもまとめて収納できます。

クリップは衣類のサイズに合わせて位置を動かせるため、スカートやパンツなど幅の異なる衣類にも対応しやすいのがポイント。セットアップやコーディネートを上下まとめて収納したい場合にも役立ちます。

タイプ トップス+ボトムス用
幅 約40.5cm
素材 スチール・PVC樹脂コーティング
特徴 すべりにくい加工・可動式クリップ付き
おすすめの衣類 ニット・カーディガン・スカート・パンツなど

おすすめのすべらないハンガー5選を比較

商品 特徴 おすすめの用途
MAWA エコノミック 40P アーチ型・薄型 定番を選びたい
ニトリ すべりにくいアーチ型ハンガー 肩跡がつきにくい ニット・Tシャツ
無印良品 すべりにくいハンガー 10本組・薄型 まとめて統一したい
KEYUCA 滑らないハンガー ラウンド型 ニット・デリケート衣類
MAWA エコノミック クリップ クリップ付き セットアップ・ボトムス

迷った場合は、普段もっとも多く掛けている衣類から選ぶのがおすすめです。

ニットやTシャツが多いならアーチ型、シャツやブラウス中心なら薄型のスタンダードタイプ、スカートやパンツもまとめたいならクリップ付きを選ぶと使いやすくなります。

ハンガーの跡をつきにくくするには?

ニットやTシャツの肩にハンガー跡を残したくない場合は、ハンガーの形とサイズ選びが重要です。

肩先が角張ったハンガーよりも、なだらかなアーチ型の方が衣類の重さを広い範囲で支えやすくなります。

また、大きすぎるハンガーを使うと袖側まで押し広げてしまい、小さすぎると肩の途中にハンガーの端が当たりやすくなります。衣類の肩幅に近いサイズを選びましょう。

厚手のニットなど重さのある衣類は、ハンガー収納ではなく畳んで収納するのもひとつの方法です。

すべらないハンガーを使うときの注意点

衣類を無理に引っ張らない

すべらないハンガーは衣類との摩擦が大きいため、掛けたまま洋服だけを強く引っ張ると生地に負担がかかります。

衣類を外すときは、襟元などを無理に引っ張らず、ハンガーから丁寧に外しましょう。

濡れた衣類に使えるとは限らない

すべらないハンガーの中には、濡れた衣類への使用に対応していないものがあります。

たとえばニトリのアーチ型ハンガーやKEYUCAのニット・デリケート衣類用ハンガーは、濡れた衣類への使用を避けるよう案内されています。

洗濯用ハンガーとしても使いたい場合は、商品ごとの取り扱い方法を確認してください。

コーティング同士を長時間密着させない

樹脂などを使用したハンガーは、高温になる場所や湿気の多い場所での保管を避けましょう。

素材によっては経年劣化する場合もあるため、ベタつきやひび割れなどが見られたら交換を検討してください。

すべらないハンガーでクローゼットをすっきり整えよう

すべらないハンガーは、衣類のずれ落ちを防ぐだけでなく、肩の型崩れ対策やクローゼットの省スペース化にも役立つアイテムです。

ニットならアーチ型、普段着をまとめて収納するなら薄型、ボトムスまでまとめるならクリップ付きなど、衣類に合わせて選びましょう。

ハンガーの種類をそろえるだけでもクローゼットの見た目はかなりすっきりします。衣替えや収納の見直しをするタイミングで、自分の服に合ったハンガーをチェックしてみてください。

管理人からひとこと

クローゼットって、服を減らさなくてもハンガーを変えるだけで意外とすっきりするんですよね。

特にニットやTシャツの肩にポコッと跡がつくのが気になるなら、アーチ型への交換がおすすめ。全部一気に替えるのが大変なら、まずはよく着る服から少しずつ入れ替えていくのもよさそうです。