タオルドライの後にサッと使用するだけで、髪に十分な栄養分やうるおいを与え、摩擦や熱によるダメージを保護する効果が期待できる「洗い流さないトリートメント」。近年ではヘアケアの定番アイテムとなりつつあり、毎日のお手入れで取り入れている人も多いかもしれません。
その反面、洗い流さないトリートメントはさまざまなメーカーから多数販売されているので、「どれが良いかわからない…」と迷ってしまうことも。ここでは、おすすめアイテムをランキング形式で紹介しています。種類ごとの特徴や上手な選び方なども解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
洗い流さないトリートメントの魅力
ヘアトリートメントには、インバストリートメントとアウトバストリートメントの2種類があり、洗い流さないトリートメントは後者にあてはまります。タオルドライ後の髪にはもちろん、乾いた髪に使用することも可能で、いつでも好きな時に使えるのが魅力です。
トリートメントには保湿成分がたっぷりと含まれており、パサつきのないしっとりとした柔らかな手触りを実現します。また、ダメージの原因となるドライヤーの熱や摩擦、紫外線などから髪を守る効果も期待できるでしょう。1本持っていれば色々な用途で活躍してくれるおすすめアイテムです。
洗い流さないトリートメントの選び方
トリートメントの種類で選ぶ
オイルタイプ
流行りのしっとりとした質感のヘアスタイルを希望する人には、オイルタイプのヘアトリートメントがおすすめ。ツヤやかでウェットな仕上がりになるため、ヘアケアと一緒にスタイリングもできます。
ヘアミルクやヘアミストに比べて重ためのテクスチャなので、髪が太くボリューム感のある人、髪のパサつきが気になる人にも向いているでしょう。
ミルクタイプ
ヘアオイルよりも軽いテクスチャで、ヘアミストよりも保湿力が高いのが特徴。油分だけでなく水分も多く含んでいるので、保湿効果とともにダメージ予防にも適しています。
ワンプッシュで髪全体に栄養分を届けられるのも魅力的。髪質を問わず使用できるうえ、ベタつくのが苦手な人にもぴったりです。
ミストタイプ
保湿・補修をしたい部分へシュッとひと吹きするだけで簡単にヘアケアができるミストタイプのトリートメント。忙しい朝はもちろん、オフィスや出先でも手軽に使用できるのがいいところです。
髪の奥深くまで浸透しやすいのもミストタイプの特徴。他の洗い流さないトリートメントよりも油分の含有量が少ないので、髪が細くて柔らかい人でもペタッとなりにくいです。
髪質で選ぶ
一口に「洗い流さないトリートメント」といっても、その種類や特徴は実にさまざま。そのため、どれにしようか迷った場合は、自身の髪質に合ったものを選ぶのもおすすめです。
例えば、髪が太くてボリューミーな人は、なめらかに仕上がるミルクタイプが向いています。まとまりにくい髪質の人は、毛先までしっかりと潤してくれるオイルタイプが良いでしょう。
一方で、髪が細くて柔らかい人は、軽い仕上がりになるミストタイプがぴったりです。髪質とトリートメントの相性が悪いと、髪がベタついて見えたり思ったような仕上がりにならなかったりするので注意してください。
配合されている成分で選ぶ
ヘアケアを目的として洗い流さないトリートメントを使用する人は、配合されてる成分もしっかりチェックしておきましょう。
紫外線によるダメージや乾燥を予防したい場合は、保湿成分をたっぷりと含むトリートメントが最適。ヘアアイロンやパーマ、カラーによるダメージを補修したいという場合は、保湿成分とともに「加水分解シルク」「加水分解ケラチン」といった補修成分が配合されたものを選ぶのがベストです。
また、天然由来成分100％の洗い流さないトリートメントなら、敏感肌の人でも安心して使用できます。
洗い流さないトリートメントの人気ランキング
第1位 ケラスターゼ(KERASTASE PARIS) CH ユイル クロノロジスト R
3つの美髪成分と最新テクノロジーを組み合わせた、ケラスターゼ最高峰の洗い流さないトリートメントが堂々の1位に。頭皮の乾燥やハリ・コシの低下、ツヤの減少などをはじめとした6項目のヘアケアに適しており、これ1本で髪に関するあらゆる悩みを素早く解決できます。
オイルタイプでありながらサラッとしたテクスチャで、髪1本1本をしっかりとコーティングしてくれるのもポイント。価格はやや高めでありながら、効果の高さから幅広い年代に人気のあるアイテムです。
第2位 モロッカンオイル
髪なじみの良い保湿成分「アルガンオイル」や、ツヤを生み出す「亜麻仁オイル」などをたっぷりと配合したアイテム。成分はコールドプレス製法で抽出されており、フレッシュな状態でお届けしています。
洗い流さないトリートメントとしてだけでなく、スタイリング剤や仕上げ剤としても使用可能な万能オイルです。
第3位 ミルボン エルジューダエマルジョン
サラッと軽いテクスチャで、やわふわなデザインを作れる洗い流さないトリートメント。ドライした後の髪にも使用でき、根元からふんわりとした質感を実現します。傷んだ髪を補修する「CMADK（カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン）」や、保湿効果の高い「バオバブエキス」なども含まれています。
第4位 パンテーン PRO-V インテンシブヴィタミルク 毛先まで傷んだ髪用
毛先までパサパサに傷んでしまった人におすすめの洗い流さないトリートメント。濃厚プロビタミン処方で、傷んだ髪を内側から潤してくれます。甘い花の香りとジューシーな果実の香りを楽しめるため、匂いを重視する人でも満足できるでしょう。
第5位 &honey（アンドハニー）EXディープモイスト ヘアオイル 3.0
ハニーオイルをふんだんに配合したオイルが、髪全体をしっとりと柔らかな手触りに仕上げてくれます。テクスチャはやや重めとなっており、少量で十分なケアができることからコスパはかなり高め。グランローズハニーの上品な香りが長時間続くのも魅力です。
第6位 napla（ナプラ）エヌドット シアオイル
髪馴染みの良いシアオイルを使用した洗い流さないトリートメントで、オイルタイプ特有のベタつきが苦手な人にも最適です。ポンプ式となっており、髪の長さに合わせてプッシュ回数を変えるだけで適量を手に取れます。
第7位 LebeL（ルベル）イオ エッセンススリーク
パサついた髪にアプローチし、毛先までしっとりまとまる髪へ導いてくれるアイテムです。広がりやすい髪の人や、ストレートスタイルを楽しみたい人にこそおすすめの1本。天然ハーブローズの香りで、身も心もリフレッシュできること間違いありません。
第8位 ロレアルパリ エルセーヴ ヘアオイル エクストラリッチ フィニッシュ
うるおい保護成分を90％以上も配合した、濃密かつ指通り抜群の洗い流さないトリートメント。6種類のフラワーオイルが、アイロンなどによる熱ダメージや紫外線ダメージ、湿気による広がりやうねりを抑えます。ブロー前はもちろん、お出かけ前やシャンプー前のヘアケアにも最適です。
第9位 La Sana（ラサーナ）海藻ヘアエッセンス しっとり
フランス・ブルターニュ産の海藻とローヤルゼリー、オリーブなどの天然成分を中心に配合した、夜専用の洗い流さないトリートメント。アミノ酸やミネラルが髪のダメージにアプローチし、しっとりと潤い溢れる髪に仕上げます。
第10位 ミジャンセン ダメージケアパーフェクトセラム
毛髪保護効果のあるアルガンオイルをはじめ、7種類の天然由来オイルを配合。近年注目を集めている韓国コスメで、トレンドを意識したアイテムを求める人にもおすすめ。プチプラながら、ツヤ感やまとまりを得られるのが良いところです。
fa-check-square-o管理人からひとこと
洗い流さないトリートメントは、髪に潤いをもたらすだけでなく、熱や紫外線などのダメージを防いだりスタイリングの補助をしたりと、さまざまなシーンで活躍します。髪が広がりやすい人や乾燥が気になる人だけでなく、トレンドを意識したヘアスタイルを楽しみたい人にもおすすめです。
どのアイテムを選ぶかによって仕上がりや使い心地が異なるため、自分の髪質に合ったものをセレクトしてみてくださいね！